DX（デジタルトランスフォーメーション）へのチャレンジ

不動産鑑定評価書は、「不動産鑑定評価に関する法律」や「不動産鑑定評価基準」があるため、現在でもほとんどが書類で交付されています。

これは不動産鑑定評価制度が始まった昭和40年代とほとんど変わっていません。

令和の時代になって、ようやくPDFファイルに電子署名をした程度の「デジタル鑑定評価書」がみられるようになってきました。

それでも、文書、地図、写真のデータをPDF化しているだけであり、単なるデータのデジタル化にしかなっていません。

当社でも、現時点で報告書（特に鑑定評価書）を発行するには、鑑定法や鑑定評価基準の制限から、基本的には紙にプリントしたものがほとんどで、デジタルとして対応しているのは上記の電子署名程度です。

しかし、依頼者には別途、ドローンで撮影した３D画像や、建物内部の360°を見ることができる天球写真を提供しています。

３D画像（サンプル動画）

動作見本動画

３D画像（3Dデータ）

マウス操作で拡大縮小回転ができます。

360°天球写真

マウス操作で天井・床の様子も見られます。

しかし当社が目指しているのは、すべてWebで完結する「Web報告書」です。

こちらが見せたいものをお見せするには、まだ一般の環境も不十分ですが、業界に先駆けて研究中です。