不動産鑑定

利用者より、業者優先なのか?

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またまた競売ネタです。
通常の競売物件は、期間入札に入ると不動産競売物件情報サイト(BITシステム)というインターネットサイトで物件の3点セットを閲覧することが出来ます。もちろんカラーなので、資料や写真もそのままの色で見られるわけです。
評価人は、裁判所で使うために2部、BITシステム用に1部、評価書を作成します。内容は同じものです。提出する時の違いと言えば、BITシステム用はスキャンするため、写真を貼付しないとか、朱肉での捺印はしないとか言うことです。
昨日のことですが、添付資料に赤色を使うと、業者の機械が詰まってしまい、作業が中断するので、他の色を使うように、とのお達しがありました。
添付資料というと、対象物件の位置図や、形状を示す公図、地積測量図、建物図面、写真等です。
うちの場合、位置図、公図、地積測量図は、対象物件がわかりやすいように、赤いラインで縁取りをしています。
これが、赤色以外の色にすると言うことは、黄色?いや、黄色も禁止です。緑色?まさかねぇ。ペンの種類から言っても、やっぱり青しかないですよね。
しかし、公図の黒い線のところに青い、というか紺色に近い縁取りをして、見えにくいと思うのですが・・・。
じゃあ、写真は?
そうです。写真もフルカラーなので、原色の赤色を読み込んでいるはずなのですが、写真は別な機械でスキャンするため、大丈夫なのだそうです。
ちょっと考えると、これはBITシステム向けの話なので、裁判所で使用するものは従前通り赤色で良いのでしょう。作成側として、一冊別に作成するという手間も大変ですが、その結果、資料が見えにくくなるというのでは、、利用者の事を考えていないと言われても仕方がないのではないでしょうか?
全部写真用のスキャナーで読み込んじゃえば良いのに、と思うのは素人考えなのでしょうが、見る人のことを考えて、何とかならないんでしょうかねぇ。
ということで、半年後くらいから、BITシステムでの添付資料は、赤色での図示が無くなります。
どんな感じになっちゃうんだろう・・・。
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