不動産鑑定

被災した建物の調査(外観編)

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この間の続きです。
外側の話ですが、まず目につくのは壁の損傷です。
モルタル塗り(吹き付け)の壁だと、ヒビが入っていればすぐわかります。
タイル張りなども比較的わかりやすいです。
ちょっとわかりにくいのはサイディングボードの壁です。デザインがでこぼこになっていたりすると、特に見難いです。サイディングボード自体が割れるということはほとんどありません。それはよほどひどい場合です。サイディングボードは下地に引っかけるような構造ですので、脱落するという可能性も有りますが、それもきっちりはまっているのでなかなかないです。
あるとすると、ボードのジョイントのところの面がずれることです。文字で書くとわかりにくいですね。これは横方向のずれです。縦の隙間はコーキングで埋められていますが、ここにも独特のヒビ(切れ)が入ります。
今回の物件には両方見つかりました。ぱっと見ではわかりませんが、そこはプロですから、見つけますよ。
そして壁よりも気になるのが、基礎部分です。ちょっとしたひび割れなら、地震で無くても発生しますが、中にはモルタルが脱落していたり、中の金具が露出していたりという場合も有ります。そこまで行くと、どのくらい重大なのか、外観ではわからないので、要専門調査ですね。
今回の物件には見つかりませんでした。
さあ、どうやって評価に反映するのでしょう?
それは評価書をご覧いただくしかないですね~。
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