不動産鑑定

こんな物件!なんて言っちゃいけないんだけど

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裁判所の競売の話です。
不動産競売にかかる物件というのは、もともとは金融機関(債権者)が担保として抵当権を設定したものです。住宅ローンも有れば、事業用ローンも有ります。バブルの時は、すべての不動産が担保の対象になっていましたので、バブルが崩壊して冷静になってみると、とんでもない物件というのがたくさんあります。
現地に行った瞬間に、「どうみても売れないだろう・・・」ということも少なくありません。
でも、不動産競売の場合は抵当権が設定されている以上、価格をつけなければなりません。
しかも、売るのが目的ですから、売れる価格をつけなければならないんです。
宇都宮地裁では、不動産競売は3回売却が行われて、それでも競落されないと(入札者がいないと)、競売が取り消しになってしまいます。
つまり、強制的な売却ができなくなります。それでも競売で売りたければ、入札希望者を連れてこなければいけません。債権者にとっても大変なことです。
結構責任がある仕事です。
競売が2回、3回とすすむと、再評価という作業があります。
今月も来てしまいました。2件も・・・。
再評価の場合は、もう一度現地を見に行くのですが、やっぱりため息が出ます。
何とか評価はしましたが、この物件どうなっちゃうんでしょう・・・。次で落札されなかったら・・・。いや、落札されないだろうなぁ。所有者の債務は残ったまんま?債権者も回収方法は無いだろうし。
淡々と評価をこなす。これも仕事のうちです。
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