不動産運営

住宅のリフォーム市場規模今後は拡大が予想されるも6.5兆円で横ばいに

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 野村総合研究所は、6月15日リフォーム市場規模の実績と2030年までの予測結果を発表した。
参照 https://www.nri.com/jp/news/2015/150615_1.aspx

日本の現在のリフォーム市場は住宅の長寿命化にともなって拡大していくことが期待されるものの、大きく市場規模が拡大するのは難しく、2030年まで年間6.5兆円前後で推移していくことが予測されています。
 各住宅メーカーの創意工夫により、住宅の長寿命化が進められているにも関わらず、リフォーム市場規模が大きく拡大していかないのは新築住宅の着工戸数の減少や平均築年数の増加が要因として挙げられています。

 新設住宅の着工戸数は2013年の142.9万戸から2025年には82.2万戸まで著しく減少すると同研究所では推測しており、それにともないリフォーム市場規模も減少することはほぼ避けることはできないとしています。平均築年数は1998年から2013年に至るまで右肩上がりに増加しており、今後も2025年まで増加を続けることが予想されています。住宅の長寿命化によりリフォームの需要が増加することは、リフォーム市場の拡大につながっていくでしょう。
 今後の建築業界は、新設住宅の着工数の減少は避けられませんが、リフォーム市場規模を回復させ拡大へと導くことは可能だと思います。現在、従来の住宅産業の枠組みを超えた異業種が住宅産業へと参入してきています。ホームセンターや電気店などの異業種の参入や行政の支援により、リフォーム市場・中古住宅流通が活性化していくことにより建築業界全体の市場拡大へとつながっていくのです。

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