相続対策

相続財産の時限爆弾? 保証人にはなるもんじゃない

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堅実で慎ましい生活をしており、きちんとしていて、他人からお金を借りることは無かったおじいちゃん。葬儀の後も、みんな口々に、「優しくて、人が良くて、本当にいいおじいちゃんだったね。」と話をされていたそうです。遺言はありませんでしたが、相続財産は子供達で仲良く分けたそうです。(おばあちゃんの面倒は同居の長男がみるということで)

そして亡くなってから1年後、金融機関の人が家を訪ねてきました。

「先月○○という会社が倒産しました。実は亡くなったおじいさんは、その会社の借金の保証人になっています。相続人の方で返済をお願いします。」と言って、契約書(金銭消費貸借契約)を見せられたそうです。何も知らなかった家族一同ビックリ。おじいちゃん、そんなこと言ってなかったよ。保証人なんて、人の良さがアダになった・・。

保証債務は、直接の借り主が返済をしていることから、亡くなった人に保証債務があるという手がかりが皆無で、相続人にはわからないものです。また、保証人のサインをした本人もすっかり忘れていることがあります。

そして保証債務の額は数千万円。1年前に分けたおじいさんの遺産の合計よりも遙かに大きい金額です。払えるわけがありません。既に相続手続きは終わっていますから、今更相続放棄も出来ません。

さあ、あなただったらどうしますか?

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