不動産鑑定

土砂災害警戒区域に指定されると地価は下がるか?その2

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前回は、土砂災害防止法のうち、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)について検討しました。

では、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)についても地価は下がらないのかについて考察します。

結論から言うと、地価に影響があると言えます。

特別警戒区域については、気象情報で言う「警報」です。法令を見てみると、開発行為に対する規制や、建築制限が行われます。これは同じく家を建てるにしても、災害防止のための費用(コスト)を伴うことになります。リスクだけでなく、実際にコストが発生する訳ですから、その部分については減価要因です。

では、どれくらいの減価になるかというと、これはそれぞれの不動産によって状況が違う、つまり必要となる費用が異なるので、一概にいくらという事は出来ません。また、街中と山の中では元々の地価水準が違いますから、何パーセントという率で表せるものでもありません。ですから、一つ一つの物件を調査した上で、減価額を査定することになります。

実際に特別警戒区域に指定されている所に行ってみると、指定となる数値云々以前に、見ただけで「ここは危ないだろう」と感じてしまいます。

地震や水害など、天災が多い日本の国土、買う時には見極めが重要ですね。

イエローゾーンとレッドゾーンの違いについてはこちらから

土砂災害防止法の概要

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