不動産鑑定

競売物件を狙う窃盗団

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聞いた話なのですが・・・。

競売にかかった物件に泥棒が入るという事件が後を絶たないようです。

狙われているのは、ホテル、病院、工場等の事業系の物件。競売にかかった物件のうち、事業系の大半は営業をやめて閉鎖してしまいます。鍵はかかっていても、電気が止まっており、セキュリティは切られているので、やろうと思えば、いくらでも出来るらしいです。

盗まれるのは「電線」「空調の室外機」だそうです。盗んで、お金に換えるのでしょう。犯人は中国人の窃盗団。

ですから盗み方が非常に荒っぽい。配線のある天井は破壊し、壁もぶつけたりしてボコボコになっているらしいです。ですから、外観上は特に変化が無くても、内部は滅茶苦茶になっていると。あるオーナーの方は、いずれは再建しようと思っていたけれど、あるときその状態を発見し、全てやる気が失せた。と話していました。

これは、債権者としても困ることです。

というのも、評価は実査したときの状態。つまり、天井や壁などが壊されていない状態(実査時に既に壊れている場合もありますが)で評価しています。壊されたものの修復費用は、もちろん考えていません。そんなことになるとは予期できませんし、それを予期した評価というのもおかしな話になります。

競売物件に付いては、裁判所が差し押さえ命令を出すわけですが、管理をするわけはありません。管理は、入札で競り落とされるまでは所有者がすることになるのですが、所有者が放棄してしまった状態ではどうにもなりません。危険負担は差し押さえをした債権者、乃至買い受け人に行く事になります。

ではそういう物件はどうなるのでしょうか?

・・・具体例は知らないので、機会があれば確認したいと思います。

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