不動産鑑定

写真帖をみて思うこと

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昨日、「宇都宮今昔写真帖」を買った話をアップしました。
写真を見ていると、昔は街中に人がたくさんいたことが分かります。車は人ごみを掻きわけるように通っています。まさに「賑わっている」というのが伝わってきます。一方最近の写真は、綺麗な道路とスイスイ走る車が写っていますが、人の姿はまばらです。こちらは「閑散」という言葉が似合います。
確かに車に乗って移動をする身には、道路が整備されるのはありがたいことですが、これでよかったのでしょうか?今も新しい道が造られていますけど。
一方、今綺麗な住宅地になっているところの昔の写真はわずかしかありません。なぜか?
それは昔の写真を見ると、限りなく続く田んぼの風景だからです。しかもその写真は何かの記念であったり、何かのテーマを持って撮られたもので、ただのスナップ写真ではありません。
これらから、いろいろわかります。
たとえば、都市計画が正しかったのか?右肩上がりの人口増加・経済成長を前提とした計画を見直す機会はなかったのか、とか。たとえば、地価の変動。田んぼが宅地になれば、土地価格は数10倍になるわけですが、宅地になるためには人が移動してくる。その人達は街中から移動してくるわけです。つまり、街中の地価はおのずと下がることになる。
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