国土交通省が平成25年度第2四半期の地価LOOKレポートを発表しました。
レポートの詳細はこちら:土地総合情報ライブラリー
概要については、新聞発表やネットのニュースなどで流れているとおり、「地価上昇地区が増えた」というものです。
地価LOOKレポートは、地価公示などの先行指標として、高度利用されている地域についての地価動向を見るもので、全ての地域について調査しているわけではありません。
そんななかで、やっぱり気になるのは地元栃木の話。
当然、三大都市圏には入っていません。すると、地方中心都市に入っているのか?
地方中心都市でも、地価上昇の地点が多いですね。では栃木あたりは?いや、これにも入っていません。関東地方の都市は含まれていないようです。
実感として、本当の地方都市の地価上昇は無いと思うのですが、国土交通省はその辺をどう考えているのか?
ぶつぶつ言いながら見ていたら、最後の方にありましたよ。「その他の地価動向を注視すべき地区」
宇都宮は地方都市の中でも「その他」ってことですね。前橋や水戸がないので、北関東代表というところでしょうか。括りとしては、地価の動きが地方に波及していく様子を見る地区だとか。
この「その他」になると、未だ地価下落傾向が多いのがわかります。
さて、この下向きの矢印が上昇に転じるのはいつのことか?それとも、ずっとこのままなのか・・・。